9月会報 「天平の夢物語り」 里見慶彦 (講評有) 【貝本講師講評】 平城京のお祭りですね。古代衣装を着けた官女の着物がイルミネーションで光っています。ちょっと面白いシーンです。仕組みは分かりませんが後ろに大極殿も写っていて雰囲気は伝わってきます。夜に手持ちで祭りを撮るのは大変だと思います。顔の写った女性が右端になってしまい少し残念ですが、手振れも無く上手く撮れています。
8月会報 「鹿集め」 里見慶彦 (講評有) 【貝本講師講評】 奈良公園の鹿ですが餌を求めて必死に駆けて来た感じが出ています。ラッパにも映り込んでいて密集した鹿の角の間から首をかしげて振り返る鹿の光景も生き生きとしていて素晴らしいです。目にピントが来てるし構図に無駄も無く露出もばっちりです。
7月会報 「お元気なこと!」 里見慶彦 (講評有) 【貝本講師講評】 東北旅行の一コマでしょうか、年老いたお婆さんが裁縫されているシーンですが手前のハサミや奥にある貼るカイロがいい脇役になっています。背中の曲がった所も年を感じることが出来ます。あらゆる被写体の中でも人物は強いインパクトが有ります。顔を写してもOKならば振り返ってもらって満面の笑みを撮られても良かったでしょう。東北を感じる素朴な作品です。
6月会報 「黄色信号、黄色電車は発進OK⁉」 里見慶彦 (講評有) 【貝本講師講評】 阪堺電車の交差点をいいタイミングで撮られています。よく見ると信号の黄色と看板の青色そして電車の黄色と青色が偶然ぴったり、これを意識されて撮っておらえたら凄いと思います。写真はこういうタイミングで素敵な作品へと変わっていきます。ただ上部と右側の脇役になり切れない所はカットした方がすっきりとして主役が引き立ちます。右の角から出てきた電車と向こうから来る電車をいい位置で撮られましたね。人も自転車も通っていて阪堺電車らしい雰囲気が出ています。 元データ 新世界の作品も面白いので掲載します。一人でスマホ見ながらの飲み会
5月会報 「闇に輝く」 里見慶彦 (講評有) 【貝本講師講評】 沖縄旅行をされて綺麗な洞窟を見学、闇に輝く青い池を想像しました。暗い中でのショットはSSも上がらずむずかしいと思いますがそこは機材と腕でカバーですね。ただ画面の中心が黒すぎて質感が伝わりません。タイトル名から発想するとこれもありかと思いますがもう少し色調・明暗調整をされたらさらにいい作品に変わります。 元データ
4月会報 「春陽に誘われて」 里見慶彦 (講評有) 【貝本講師講評】 月ヶ瀬の梅林へと走らせた自慢のバイク、ヘルメットやタイヤの色も華麗です。シャドウ部分が暗すぎてバイクのエンジン部分やタイヤの美しさが目立っていません。シャドウ部分を明るめに調整してやればバイクが生き返り花壇の質感も見えてきます。満開の梅や赤い橋も入っていい所を撮られたと思います。 元データ