5月会報 「山寺の春」 大岡富雄 (講評有)

【貝本講師講評】
朝もやが出た山寺の春をいいタイミングで行かれて最高のシーンを作品にされています。色も形も見事な桜、まさに日本の四季を感じる1枚です。露出などは的確です。左の緑が多いように思います。カットしてやればすっきりとしてストレートに主役に目が行きます。そして長く眺めていられます。

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4月会報 「ソロキャンプ」 大岡富雄 (講評有)

【貝本講師講評】

月光の下テントを張ってキャンプをするロマンチックなシーンを作品にされています。
色合いも良く町灯りも効果的です。基本的にはこれでもOKですが右下の草木と下の黒い部分を少し整理してやれば物語性のある作品へと変わります。

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3月会報 「来訪者」 大岡富雄 (講評有)

 

【貝本講師講評】
面白い所、偶然と言えばいいのでしょうか。郵便屋さんとお坊さんが我関せずと自分の仕事をしている光景。なかなか巡り合えないシーンを見逃さず撮られたところはとても良かったと思います。いわゆるハプニングですね。写真で難しいのはこういうシーンに出会えることです。右側のとゆだけを整理してバランスが良くなります。

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1月会報 「残り柿」 大岡富雄 (講評有)

【貝本講師講評】
地面に所々雪が残る柿の木、絵になりますね。背景をアンダーにされたことで柿の朱色が引き立っています。縦構図で柿の木の上部の空間が多いように思います。バランスを考えてトリミングしてみました。左右上下のバランスを取ることは構図づくりにおいて重要なテーマです。

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10月会報 「飛び立つ」 大岡富雄 (講評有)

【貝本講師講評】

季節の花とツバメを上手く画角に入れましたね。高速で飛ぶツバメを撮れただけでもナイスショットです。願わくばツバメが花の方に向かって飛んでいる所ならばなお秀作になるでしょう。土手部分をカットしてもすっきりとしますがツバメが上に行き過ぎてしまいます。

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9月会報 「夏休み」 大岡富雄 (講評有)

【貝本講師講評】
 ハス畑でザリガニ釣りをする子たちでしょうか、可愛い光景ですがもう少し横顔でもいいので見えた方が表情が分かりいい作品になると思います。奥の家やお母さんの上半身をトリミングすることで二人の子たちに目が行きやすくなります。

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8月会報 「霧雨の中で」 大岡富雄 (講評有)

【貝本講師講評】

 広大なハス畑、見事です。なおフェンスが無ければ自然で広大さを強調できます。
人の目はまず赤いものに行きやすいので蓮の花が脇役になってしまいます。傘の色をもう少し淡い色にしてピントを花に持って行きたいところです。

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