4月会報 「孫に連れられて」 講師 貝本講師 (講師写真)

【貝本講師ひとこと】
伊根の舟屋から天橋立に向かう途中じいちゃんと孫でしょうか、海に向かって歩く姿が目に入り思わず撮らせて頂きました。何度も出かけているのでしょうか、じいちゃんはちょっとお疲れモードですが子供は元気に目的の場所に向かって歩いています。そんな家族愛を作品にしました。

4月会報 「卒業の日」 講師 貝本講師 (講師写真)

【貝本講師ひとこと】
3月になり花の便りも多くなる時ですが卒業式の季節でもあります。大学の校舎の窓ガラスの前でポスターに映り込んだ「友達との別れを惜しむ光景」が見られました。携帯を持つ手で涙を拭き「さようなら、また会おうね」とささやくシーンに胸を熱くしました。

4月会報 「春 すぐそこまで来ています」 安田久代 (講評有)

【貝本講師講評】

菜の花畑を散策する人たちを入れて春を表現されました。空に白い雲もありまた傘を差した人もいて効果的です。ほんの少し色調補正で菜の花の黄色が引き立ってきます。
また人物をこの場合は左側に置くことで動きが出てきます。空も雲のある所まででいいでしょう。

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4月会報 「椿が印象に」 西山しのぶ (講評有)

【貝本講師講評】
城南宮の梅に椿、そして影の様子上手く撮られました。覆いかぶさるような緑の木ですがちょっと重い気がします。右側の木も整理してあげれば春らしい色合いで表現できると思います。春を表現するときはやはり明るめがいいと思います。

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4月会報 「一心不乱」 日岡弓枝 (講評有)

【貝本講師講評】
大きな筆を使い体全体で文字を書く姿はまさに「日本」を感じます。手先も筆も少しぶれて動きを感じるいい作品です。足に着いた墨も効果的です。シャドウがアンダー気味で袴と墨の区別が出来ません。少し色調補正でシャドウを明るめにしてやればその区分も出来また袴の質感も見えてきます。赤い線は効果的ですのでもう少し入っていても良かったと思います。

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4月会報 「パフォーマンス」 福地定義 (講評有)

【貝本講師講評】
ステーキ料理のパフォーマンス、ワインをかけた瞬間に炎が天井まで立ち上がりちょっと驚いてるおばさんもいて面白いです。インスタに撮ろうとしてるお姉さんもいて繁盛しています。写真展ではあまり見ない作品なので新鮮さを感じます。露出もほぼいいと思いますがほんの少し暗くしてあげることで炎の明るさが見えてきます。換気扇が無い方が天井高くまでまで燃え上がっている様子を表現できます。

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4月会報 「風雅」 阪野輝男 (講評有)

【貝本講師講評】
城南宮撮影会の枝垂れ梅は本当に綺麗でした。その美しさを見事に絵にされました。横長の比率で広い庭園を表現し素晴らしいです。苔の部分が少し暗いので補正してあげれば地形のうねりも見えていい作品になります。季節は春それを表現するにはやはり明るくした方がいいと思います。

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4月会報 「ソロキャンプ」 大岡富雄 (講評有)

【貝本講師講評】

月光の下テントを張ってキャンプをするロマンチックなシーンを作品にされています。
色合いも良く町灯りも効果的です。基本的にはこれでもOKですが右下の草木と下の黒い部分を少し整理してやれば物語性のある作品へと変わります。

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4月会報 「春陽に誘われて」 里見慶彦 (講評有)

【貝本講師講評】
月ヶ瀬の梅林へと走らせた自慢のバイク、ヘルメットやタイヤの色も華麗です。シャドウ部分が暗すぎてバイクのエンジン部分やタイヤの美しさが目立っていません。シャドウ部分を明るめに調整してやればバイクが生き返り花壇の質感も見えてきます。満開の梅や赤い橋も入っていい所を撮られたと思います。

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